―英語教材の執筆・編集をしている皆様へ―

「大量の英単語に、発音記号をつけなくては!!」
こんなとき、どうされていますか?

発音記号で困った! その1  「入力が、ものすごく大変!」

発音記号に用いられる特殊文字はキーボードで入力することができません。

OS付属の文字パレット機能ならマウスで一文字ずつ選択して入力できますが、これは途方もない時間がかかります。 発音記号用の変換ソフトなどもありますが、こちらも一単語ずつ手入力しながら変換を行うため、単語数が多い場合には非常に面倒です。

《Windows IMEパットから開ける文字パレット》

さらに!!!

発音記号で困った! その2  「せっかく入力したのに、実は無駄だった!」

せっかく苦労して入力した発音記号ですが、それを出版物の原稿にした場合、実はほとんど無駄になることをご存知でしょうか。

発音記号を印刷するために印刷業界では専用のフォントを用いますが、このフォント、実はOSの文字パレットとはまったく互換性がありません。

ですので、せっかく作った原稿も、このフォントで表示しようとすると全部文字化けしてしまいます。 当然、文字化けした部分は編集者や組版担当者が専用フォントで再入力しますので、原稿作成時の苦労は完全に水の泡になってしまいます!

《一般的なフォントで表示した文字パレット(モリサワ系列フォント)》

《発音記号用フォントで表示した文字パレット(HatsuonKigoSHB系列フォント)》
  上のパレットと同じマス(文字コード)に違う文字が設定されている ⇒ 文字化けの原因に!

そこで!

発音記号の入力は、河源社にご相談ください!!

私どもは長年、英語教材の制作(執筆・編集・校正・DTP)をしておりますが、その過程で独自の発音記号データベースを作り、DTPソフト(Adobe InDesign)上で発音記号の入力を自動化するプログラムを作成しました。 以来、発音記号の入力はすべて弊社が受け持っており、原稿執筆者の皆様に余計な手間をおかけしていません。


私どもにお任せいただければ、企画の内容や進行に合わせて任意のタイミングで発音記号の入力を行うことが可能です。

発音記号無しの状態で原稿を受け取り、発音記号を挿入のうえ、組版(DTP)してお渡しすることもできます。

すでに組版された(発音記号が未記入の)DTPデータを受け取り、そこに発音記号を挿入することもできます。

状況に合わせて柔軟にご対応いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

「利用する発音記号用フォントについて」

利用するフォントにつきまして、随時ご相談に応じることができます。HatsuonKigoSHB系列のフォントには標準で対応しております。

※HatsuonKigoSHB系列は、現在最も利用されている発音記号フォントで、すべての記号を完備したシリーズです。

「発音記号の表記規則などについて」

こちらも、ご要望にあわせて作成いたします。Geniusに準拠というようなご要望にも応じることが可能です。

※私どもが通常使用しているデータベースは、Longman Advanced American Dictionary(LAAD)や大修館のGeniusを参考にしつつ、表記法を教科書・英語教材で一般的なものにした独自のものです。


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長くお付き合いいただいている出版社・編集者の皆様には、発音記号は河源社にまかせれば大丈夫と、つねづねご好評いただいています。 しかしながら、たまに、新しくお付き合いすることになった執筆者・編集者の方から、電子辞書をたよりにコツコツ発音記号を入力したという原稿をいただくことがあります。 再入力の際に、そのデータを無駄にすることが心苦しく、何とかできないものかという思いから、このページを設けることにいたしました。

ぜひとも発音記号の入力は私どもにおまかせいただき、一人でも多くの執筆者・編集者の方に、内容の推敲にかける時間を増やしていただければと願っています。

お問い合わせはこちらから

㈱河源社